めっきQ&A
テフロン無電解ニッケルめっき処理に関するお問合せ
ニムフロン処理ってどのようなめっき処理に
なりますでしょうか?
お客様からの図面にニムフロン処理5μm厚で
処理のことと記載がございます。
テフロンと無電解ニッケルの双方の特性を併せ持つ
めっきです。弊社にて対応可能です。
テフロン(ポリテトラフルオロエチレン)の粒径は、
0.3μm程度であり、無電解ニッケルめっき液にテフ
ロン(PTFE)粒子を混ぜてめっきすると、無電解
ニッケルの析出と一緒にテフロン粒子も共析します。し
たがって、先のタフラム処理が表面にテフロンを融着さ
せるのに対し、皮膜全体にテフロン粒子が均一に共析し
ています。
つまり、磨耗しても初期と同様のテフロンを含んだ表面
が現れます。めっき皮膜が無くなるまで、一定した特性
を維持することができるめっき処理です。
【特長】
①耐磨耗性、離型性、撥水性、滑り性などに優れています。