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硬質クロムめっき処理に関するお問合せ

硬質クロムめっき表面のクラックと小塊について。

他社にてa320材(クロム⁻モリブデン鋼)の摺動部品に硬質クロムめっきを
行いました。

母材は高張力鋼ですが、2カ所にニッケルの補修がしてあります。

他社にて部材を清浄にし、それを自分自身で浴槽に稼働状態で設置して
貰いました。
22時間の電析で、膜厚は、0.020インチ(約500μm)ほどとなりますが、
6インチ(約150mm)ほどの長さの狭い範囲の表面に1ダース程の小さな粒が
生じております。
熱処理の後、その範囲にだけ、クラックが非常に明瞭に見られるようになります。

ニッケルで補修した部分のクロムめっきの状態は良好です。
何が問題になっているかどんな情報でもいいのでお教え頂けません
でしょうか?

実際に硬質クロムめっきを見てみないとはっきりとしたことは
言えませんが、弊社が想像するに、その基材の不具合の部分には、
それまでに他の人が気づかないような補修がされていて、
硬質クロムめっきを行う前に、そこに「焼けが生じている」のが
外観からは検知できなかったのではないかと思います。

この焼けは、腐食や欠陥部分を除去するために、磨きや研削を
やりすぎると生じることがあります。
またこれは、めっき前のグラインダーがけの工程で、冷却状態が
良くなかったり、砥石のタイプが適切でなかったり、使い古されたり
うまくドレッシングされていない砥石を使ったり、砥石の回転速度や
削り速度が適切でない場合にも生じたりします。

さらに考察を進めるため、いくつかの質問をさせていただきます。
1)その部材の補修前に、表面の古いクロムめっきを化学的に剥がしたり、
あるいは研削により除去していますか?
2)願わくばその硬質クロムめっきは苛性ソーダで表面を化学的に
除去しているとは思いますが、もしそうなら、その部材は、他社のところで
ニッケル補修および再クロムめっきされる前に、再ショットピーニングを
施されていますか?
3)その部材は、古いクロムを除去した"後"に、常に中心がずれないよう
に気を使いながら、円柱状に研削できていますか?
4)その部材について、再めっき前に焼けを見つけるための非破壊検査の
一つである磁気粒子検査を行っていることが望ましいのですが、
いかがですか。
5)硬質クロムめっき前に、軽石磨きと円周上表面の徹底したすすぎを
行っていますか。

以上は全て、他のめっき業者が問うべき、基本的な質問です。
もしその回答が意味を持ち、適切な工程の改善が実施されれば
問題は解決されると思います。

画像をお送り頂ければ詳細のお返事をさせて頂く事も可能で
ございますのでご検討くださいませ。

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