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無電解ニッケルめっき加工処理に関するお問合せ

無電解ニッケルめっき加工処理の変色原理について。

現在の無電解めっき加工処理で変色が発生しています
(電気めっきでは発生しません)。

水中で使用しております。

回答集で確認しました下記2点につきまして、発生原因
および対策の原理をご教示いただきたく、宜しくお願い
致します。

 ①無電解めっき加工処理の変色対策として高リンタイ
  プのめっきを使用する→低リンタイプでは何故変色
  が発生するのか?
  発生前の無色の酸化皮膜と変色後の酸化皮膜では何
  が違うのか?
  高リンタイプにする事でどの様にして変色の防止が
  行われるのか?
 
 ②硝酸に浸漬した状態ではリン含率が高い場合でも皮
  膜が酸化し黒く変色する→
  この場合リンは酸化されずニッケルのみが酸化され
  ている→皮膜が酸化する事で黒く変色するのは何故
  か?

以上、ご検討の程、宜しくお願い申し上げます。

①に関しましては、低リン・中リンと呼ばれる無電解
ニッケルにはほとんどの場合、光沢剤が含まれておりま
す。

その光沢剤が耐食性を低下させ、水中での使用時に変色
の原因となります。

それに比べ、高リンタイプと呼ばれる無電解ニッケルに
は光沢剤を含んでいない物が多く、水中でのご使用の際
に変色を抑える事ができる皮膜となっております。

光沢剤成分が、変色に及ぼす影響について下記にて示します。

一般的に、中リンタイプの無電解ニッケルに用いられる
光沢剤成分には、硫黄系の添加剤が使われています。
また、硫黄系物質は反応促進剤としての側面も持ちます。
前述の目的で硫黄系添加剤が使用されております。

硫黄系の添加剤は上記の性質を持ちますが、硫黄系添加剤
は皮膜に共析するため、硫黄を含んだめっき皮膜となり、
変色が起こりやすい皮膜(酸化されやすい皮膜)となります。

硫黄は、無電解ニッケルめっき皮膜中に20~300ppm程度が
共析すると言われております。
膜厚に比例して、皮膜への共析量は増加します。

水洗水中での変色の発生原因については、酸化によるもので
あると考えられます。

②に関しましては、上記でも記載致しましたが、
高リンタイプと呼ばれるものでも光沢剤を含んだ皮膜も
ございます。

ですので、同じ高リンを指定し各種処理メーカーに依頼
したものを比較した場合、黒く変色するもの、しないも
のと出てくる状況でございます。

弊社独自の高耐食性皮膜(HCRF処理)という皮膜がございます。
こちらでございましたら変色はいたしません。

▼無電解ニッケルめっき処理のページはこちらから。
▼HCRF処理はこちらから。
▼お問合せのページは、こちらから。

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