めっきQ&A


アルマイトによる放熱性への影響は?

アルマイトを施すことによって、放熱性が高くな
ると聞いています。

処理をしていないアルミと比較して、何%向上するので
しょうか。
また、無色のものより黒色アルマイトの方が放熱性が
高いのでしょうか。

弊社で開発中の部品は80℃程度の温度になります。
この条件で放熱性が上がるのならば、アルマイト
を施すことを検討しております。

何%向上するかは、文献等に記載はございません。
以下のような記載がございましたのでお知らせいたします。

アルマイトを行うことにより、表面状態が変わり
つや消しになると輻射率が上がります。

よってアルマイトは、輻射による放熱量をあげる
効果があります。

厳密に言えば、アルマイトを黒にすると放熱性はあがります。
ただし表面状態にくらべ色相が 輻射率に与える影響は一般
に小さいです。

黒色にしたほうが若干ですが効果がありそうです。

また、以下のよう記載もございました。

ヒートシンクから輻射によって放熱する場合、 その放熱量は
その表面の状態によって決まります。
輻射率といいます。輻射率が大きいものは輻射による熱を
吸収しやすく、かつ放出しやすい性質があります。

アルミそのもののように表面がぴかぴかのものは光を
反射しやすく輻射率が低いものです。
よってヒートシンクに加工した場合、その表面からの
輻射による放熱は小さくなります。

アルマイトを行うことにより、表面状態が変わりつや消し
になると輻射率が上がります。
よってアルマイトは輻射による放熱量をあげる効果が
あります。

厳密に言えば、アルマイトを黒にすると放熱性はあがります。
ただし表面状態にくらべ色相が輻射率に与える影響は一般に
小さいです。

メーカーさんのいう「放熱効果は変わらない」というの
は「実用上は問題となる差ではない」ということである
と思います。

黒色と無色の差は、ヒートシンクの周辺に風の流れが
ほとんどない場合には出てきます。
ただしヒートシンクの主な放熱効果は輻射ではなく空気
への熱伝導なので強制冷却状態にある場合は色相の影響
はほとんど無視できます。

こうなれば「放熱効果は変わらない」

あと黒にするとマイナスになる場合もあります。
それはそのヒートシンクの近くに別の強い熱源がある場合
です。
輻射率が大きいことイコール周辺の輻射熱を拾いやすいと
いう性質でもありますので、かえって悪くなる場合もあり
ます。

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