三和メッキ工業株式会社

めっき専門用語 > JIS規格 > 2013 不溶性アノード

戻 る

【用語】2013 不溶性アノード

不溶性アノードとは、電解中、電解液に金属イオンを
出さない陽極です。

通常、チタン基材に特殊金属の酸化膜を焼成したものが
不溶性アノードとして広く使用されています。

不溶性アノードの特徴はつぎのとおりです。

・メンテナンス不要:
不溶性アノードはめっき液に溶解しないため、アノードの
補充や洗浄などのメンテナンスが不要です。

・均一なめっき皮膜:
不溶性アノードは形状を自由に設計でき、陽極-陰極間距離を
小さくすることができるため、均一なめっき皮膜を形成できます。

・高電流密度対応: 高電流密度のめっきも可能であり、従来の
可溶性アノードの2倍から4倍の速度でのめっきができます。

inert anode

引用元:JIS 金属表面処理 2023

お問合せのページはこちらから
0776-23-1639

営業時間:午前8:30~12:00/午後13:00~17:00

MAIL
info@sanwa-p.co.jp