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【用語】1081 アノード腐食

電解槽中及び大気中で、陽極金属が電気化学的に溶解する
現象のことです。

anode corrosion

アノード腐食とは、電気化学反応によって金属が腐食する
現象のうち、アノードとして作用する金属が腐食する現象です。
アノードとは、電気化学セルにおいて、電子を放出して酸化される
電極のことです。

アノード腐食は、さまざまな要因によって引き起こされます。
主な要因は、次のとおりです。

電位差:異なる金属を接触させた場合、電位差が生じます。
     電位差が大きいほど、腐食のしやすくなります。
酸化剤の存在:酸素や塩分など、金属を酸化させる物質が
     存在すると、腐食が促進されます。
通気性:通気性が悪いと、酸素が供給されにくくなり、腐食が
     進行しやすくなります。

引用元:JIS 金属表面処理 2023

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