三和メッキ工業株式会社

めっきQ&A > 硬質クロムメッキ > リング外周部の硬質クロムメッキに荒れが生じている原因は?

戻 る

リング外周部の硬質クロムメッキに荒れが生じている原因は?

まずは、メッキ業者様のプロセスについて、いくつか確認
する必要があります。

1.母材(基材)の金属は何でしょうか。
2.硬質クロムメッキを行う前に、金属にどのような乾式処理
  を行っていますか?例えば研磨、ショットピーニング。
3.クロム浴に浸漬する前に、もし湿式処理を行っているなら、
  どのような方法ですか?
4.電析を開始する際の、詳細な手順を示してください。
  例として、浴中加温、逆電エッチング、順方向の電流を流す際
に電流制御で行うか電圧制御で行うかなど。
5.部材毎のメッキ面積を平方インチで知らせてください。
また一度にメッキを行う部材の数は?単一のラックで行っていますか、
あるいはフックにかけていますか?
6.どのような陽極を用いているのか詳細をお願いします。
サイズ、形状、材質、そして最も重要な陽極と陰極間の距離?

弊社が疑わしく思うのは、
1.メッキ前の部材、材料の予備処理
2.メッキ前のエッチング

しかし、停電になって製品に通電されなくなったのは一番の
要因でございます。
通電されてませんので、硬質クロム皮膜がクロム酸に浸漬
されている状態ですので皮膜が溶解してして荒れたのだと
思います。

硬質クロムメッキのページはこちらから
お問合せのページはこちらから

0776-23-1639

営業時間:午前8:30~12:00/午後13:00~17:00

MAIL
info@sanwa-p.co.jp