錯化剤とは、金属イオンと結合して錯イオンを形成させるための添加剤です。
一般的には金属イオンの周りに配位して錯イオンを生成する分子あるいは
イオンを錯化剤といいます。
めっき液では、錯化剤は重要であり、もっとも多く用いられる錯化剤はシアン塩です。
合金めっきでは各金属の析出電位を接近させるために用いられています。
一般的には錯化剤濃度が高くなれば析出電位はより卑となります。
錯体生成反応において錯化剤濃度が高くなると遊離金属イオンが減り、
析出電位は卑となります。
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