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【用語】811 酢酸酸性塩水噴霧試験

酢酸酸性塩水噴霧試験とは、酢酸酸性の塩水を噴霧し、皮膜の
耐食性を調べる試験です。

塩水噴霧試験装置を用いて試験します。

塩水噴霧試験方法には、中性塩水噴霧と酢酸塩水噴霧と
キャス試験の3つの方法があり、中性塩水噴霧では、
腐食力が弱い場合に本法が使用され、比較的工業的
雰囲気での屋外暴露試験結果と似た結果が得られます。

噴霧液は塩化ナトリウム40g/Lの液を作り、酢酸を加えてpH3.0に
調整して使用します。
中性塩水噴霧に比べて腐食生成物の溶解が容易となり、腐食が促進
されます。

acetic acid salt spray test(ASS test)

引用元:JIS 金属表面処理 2023

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