亜鉛置換法とは、亜鉛イオンを含む溶液にアルミニウムを浸せきし、
その表面に化学的に亜鉛を析出させる方法です。
電気めっきの下地処理として行われます。

原理:
アルミニウムは酸化膜を形成しやすい性質を持っています。
この酸化膜はめっき皮膜との密着を妨げる要因となります。
ジンケート処理液（亜鉛を含む強アルカリ性溶液）にアルミニウムを
浸せきすることで、アルミニウム表面の酸化膜を除去し、同時に浴中の
亜鉛を置換させます。

zinc immersion process

引用元：JIS 金属表面処理　2023

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