FAQ
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クロム酸処理とクロメート処理は、いずれもクロム化合物
を用いた化成処理ですが、対象材料と目的が異なります。
クロム酸処理は主にアルミニウムやアルミ合金に施され、
クロム酸と母材が化学反応してクロム酸クロムを主体とす
る皮膜を形成します。
耐食性の付与に加え、塗装や接着の下地処理として優れた
密着性を得られるのが特長です。アロジン処理が代表例です。
一方、クロメート処理は亜鉛メッキ後に行う後処理で、亜鉛
表面にクロム化成皮膜を形成し、防錆性の向上や外観調整
(有色・黒色・三価クロムなど)を目的とします。
つまり、クロム酸処理は「アルミ母材への化成処理」、クロ
メート処理は「亜鉛メッキ後の防錆皮膜」であり、用途と
工程位置が明確に異なります。