ニッケルめっき処理

ニッケルめっきとは、耐食性、耐薬品性に優れ、硬さ、柔軟性など物理的性質も良好であり、変色しにくい、各種の素地に対して直接密着性の良いめっきが出来ます。 前処理としてストライクニッケルめっきという処理を用いて、難材である、ステンレスや銅(真鍮)、鋳物素材に対しても良好なめっき皮膜を析出することが可能です。

めっき処理

他の呼び方
    Ni、電気ニッケル、電解ニッケル、電気Ni、電解Ni
    JIS H 8617
    対応英語:
    electro nickel plating

ニッケルめっき処理とは?

ニッケルめっき処理とは、電気を使用しニッケル金属を皮膜を析出するので、鉄に近い金属になり、空気や湿気に対しては鉄よりはるかに安定であることから、めっきでは装飾、防食の両面に利用されてます。

ただし、表面は空気中でわずかに変色するため、美観の付与と保持のためにクロムめっきを 施すのが一般的です。

無光沢、半光沢、光沢ニッケルめっきの種類があり、弊社では、耐食性と美感性を重視し、光沢ニッケルめっきを使用しており黄白色です。

RoHS指令にも抵触しません。バフ研磨仕上げ処理も可能です。

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その他のめっき処理
ニッケル皮膜が必要で、かつ硬度が必要な場合、寸法精度を維持したい場合は、電気を使用しない無電解ニッケルめっき加工処理をお奨めします。

鉄に対する防錆機構

鉄より腐食し難いめっき皮膜で鉄を遮蔽して防錆します・・・遮蔽防錆作用。

腐食の形態

ニッケルめっきの皮膜のピンホールなどの欠陥を通して鉄の赤さびが先に発生します。

外 観

黄色味の金属光沢。

電気ニッケルめっき処理と無電解ニッケル処理との比較

比較項目 電気ニッケルめっき 無電解ニッケル
エネルギー源 外部直流電源からの供給 還元剤によるイオンの還元
金属の供給源 陽極よりの溶解 めっき金属塩を補給
厚さの均一性 不均一なめっきとなりやすい 均一なめっき
融点 約1450ºC 約890ºC
硬さ Hv150~250 Hv500±50 熱処理でHv1000程度
磁気特性 強磁性 非磁性
(リン:9%前後以下は熱により磁化)
ピンホールの出やすさ 下地の影響もあるが多い 下地の影響を受けやすい
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付加価値提案

電気ニッケルめっき処理は、複雑な形状に対して均一の厚みでメッキをする事が難しく、寸法精度を維持する事が難しい皮膜ですが、弊社の技術力でこのような付加価値を加える事ができます。

  • 面粗さを調整する事ができます。
  • 部分的にめっき加工処理を施す事ができます。
  • 耐食性を向上させる事ができます。
  • 寸法精度を維持する事ができます。
  • 複雑な形状でも均一な皮膜を析出させる事ができます。
  • 装飾性(見た目)を変化させる事ができます。
  • 膜厚を測定する事ができます。

例:ノスタルジーな色合い(飴色のシルバー色)を出す事は出来ないかなどの案件も、⇒弊社独自の技術で解決した実績があります。

※詳細につきましては、弊社までお問い合わせください。
上記の付加価値以外にも、メッキ皮膜で寸法調整 などの実績もあります。

電気ニッケルの皮膜特性
組 成 Ni 99.5%
結晶構造 結晶質
密 度 8.9g/cm3
融 点 1450ºC
密着性
(鉄素材に対して)
50,000~60,000psi
熱膨張係数 14~17µm/m/ºC
電気抵抗 8.5µΩ/cm
硬度 150~250HV(無光沢)
400~500HV(光沢)

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