めっきQ&A

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硬質クロムめっき加工処理に関するお問合せ

硬質クロムめっき皮膜の耐薬品と耐食性について。

いろいろお世話になります。
下記の質問ですが、よろしくお願いします。

質問1
SUS304L,S35C及びS45Cの上に硬質クロムめっきを40μm厚
行ったものに対して硫酸ニッケル20g/l, 硫酸アンモニア20g/lの溶解液
(溶解液の温度は30~40℃、PH5~6)で使う場合の基地材が及ぼす
耐食性の影響はどのぐらい差があるのでしょうか?

質問2
S35CやS45Cの場合、上記の溶解液での耐食性は問題ないのでしょうか?

解る範囲で結構でございますのでお返事頂ければ幸いです。

以上、宜しくお願い申し上げます。

まず、今回のお問合せの内容のような
実績が弊社として保有しておりませんので
下記はすべてが推測の域を出ないことをご留意下さい。

質問1
> SUS304L,S35C及びS45Cの上に硬質クロムめっきを40μm厚
> 行ったものに対して硫酸ニッケル20g/l, 硫酸アンモニア20g/lの
> 溶解液(溶解液の温度は30~40℃、PH5~6)で使う場合の
> 基地材が及ぼす耐蝕性の影響はどのぐらい差があるのでしょうか?

上記について、まず硫酸による影響ですが若干PHが酸性側にありますので、
厳密にはクロムめっき皮膜は溶解すると思われます。
ただ、膜厚が40μmもありますと、実際はめっき皮膜の溶解はわからない
ぐらい微量ではないでしょうか。

次にアンモニアによる影響ですが、可能性としては6価のクロムが還元され
3価になり、耐食性が減退することが考えられなくもないです。

質問2
> S35CやS45Cの場合、上記の溶解液での耐蝕性は問題ないのでしょうか?

製品の表面はめっき金属で覆われているとの前提ですので、表面のクロム金属
の問題であり、素地まで達するピンホールなどがない限りは素材の影響はない
と思われます。

上記の中で、趣旨が違うお返事をしていましたら
ご指摘くださいませ。

以上、宜しくお願い申し上げます。

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