めっきQ&A


★ステンレスへの表面改質について。

ステンレスは不動態皮膜の生成により表面の接触電気抵抗が
高く、そのままでは接点などへの使用が難しいと思いますが、
どのような表面改質が使用されているのでしょうか?


表面に酸化皮膜を形成しない金属、あるいは形成しにくい金属で
表面を薄く被覆する方法が一般的です。

被覆方法はめっき処理が最も多く、どの程度の表面接触抵抗を
要求されるかにより、めっきの種類が異なります。

実用レベルでは、めっきの他、クラッドも使用され、
その他の乾式方(イオンプレーティング、スパッタリ
ング等)は実質的には使用されていないようです。

現在、接触抵抗を減らすために用いられているステンレスの最大の
需要はコイン電池、ボタン電池で、ニッケルめっきが使用されています。

一般に、ニッケルめっき後コイン型に成型されるため、軟質のめっきとなります。

さらに接触抵抗を低めるためには金めっき等が必要ですが、直接ステンレスに
金めっきすることが難しいためにニッケルめっきを下地に行います。

これにより、密着性を高め、ステンレスの成分の表面
拡散を防止出来るようになります。

クラッド・・・「覆う」過去分詞Clad(古語・雅語)で
金属を金属接合により金属被覆した材料のことを指し
ます。

ステンレスの表面処理に近い例として、ステンレスに薄い
ニッケルを熱間圧延で接合し、冷間圧延して数μmのニッ
ケル層を表面に残したクラッドが開発されています。

このクラッドはめっきに比べてニッケルが強固に接合して
ますので剥離の心配がないという特徴があります。
接点バネ等に一部使用されている他、ボタン電池にも用途
が広がると考えれてます。

(引用文献 表面処理対策Q&A 産業技術サービス
 センター)

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