めっきQ&A
テフロン硬質アルマイト処理に関するお問合せ
A5056とA2017をテフロン硬質アルマイト加工処理する
と同一条件で色が違うのですがどういう理由でしょうか?
またアルミニウム合金の種類によりどう変化するので
しょう。
色違いが発生いたしますと製品同士を組み上げた時に
目立ってしまいます。
以上、ご検討の程、宜しくお願い申し上げます。
一般的な硫酸アルマイトの場合、素材の内部に入って
いる金属によって色合いが変化いたします。
A5056...グレー系の色
A2017...小金系の色
これを「自然発色」と申します。
膜厚を厚く処理していきますと、色目が濃くなります。
この自然発色がテフロン硬質アルマイト加工処理にも
発生いたします。
可能であれば同じ材質にてテフロン硬質アルマイト加工処理
をされることをお奨めいたします。