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硬質クロムめっき処理に関するお問合せ

工具鋼板への硬質クロムめっきとは。

めっき業者様からのお問合せです。

6インチ×6インチ×1/2 インチのA2 工具鋼板
(焼入れしたクロム-モリブデン-バナジウム工具鋼)
を使用しているのですが、その材料に何らかの防食を施すことを考えています。

その板は既に熱処理が施されていますが、工場に置いておいた段階で
薄くサビが浮き出ているように見えます。

このA2 工具鋼について、マシンオイルを塗るより、硬質クロムめっきを
施したほうが望ましい防錆が可能でしょうか。

その際、水素脆性は考慮すべきでしょうか。

この工具鋼板は、何本かのピンで試験片として固定されます。
そして、荷重を加えたり除いたりを繰り返します。

硬質クロムめっきを施せば、まずまずの目的にかなった
成果を得られると思います。

もし装飾が目的ならばニッケルクロムめっきを施せば十分です。

無電解ニッケルめっきの巣層めっきを選択する人もいます。
それにより耐食性、耐摩耗性が得られ、また角部が他の部位
より厚くなることがありません。

硬質クロムめっきを施す場合は、通常めっき厚は、5~15μmとします。
その際、角部が幾分、他の部位より厚くなることを覚悟しなければいけません。
鋼板の厚さが厳密に決められているなら、電析後に、研削や研磨が必要になります。

その工具鋼板が乾燥した環境、例えば研究室や検査室に置かれるなら、
硬質クロムめっきのよる腐食が続くと思います。

しかし、それがなにより過酷な状況、作業場や野外に置かれた場合は、
常にいろいろな影響を受け続けることになります。
まだ、硬質クロムめっきを嗜好されるなら、高密度皮膜クロムめっきを
お勧めします。
それにより、より高性能な耐摩耗性と耐食性が得られます。
その鋼板の熱処理後の状態について、ロックウエルCスケール硬さ36
(ビッカーズ硬さ354Hv相当)よりも硬いなら、めっき後に
水素脆暖和のためのベーキングを行うことを推奨します。
温度は通常190~200℃です。

ベーキング時間は、3時間から24時間で、材料の硬さ(引張り強度)
に依存します。
適切な熱処理時間と温度は、お客様と協議の上、仕様に従って下さい。

★硬質クロムめっき処理のページはこちらから。
▼お問合せのページは、こちらから。

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