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硬質クロムめっき処理に関するお問合せ

硬質クロムめっきの密着性について。

硬質クロムめっきの最終研磨工程で時々めっき剥離が
発生します。
何が原因でしょうか?
また、硬質クロムめっきの品質の良い仕上げ方法と
いうのはあるのでしょうか?

硬質クロムめっきの後の仕上げ研磨工程時に硬質クロムの
皮膜が剥離する場合、やはり密着問題が推測されます。

ご質問の中に、剥離現象がクロム層の上のクロムめっき
(2層クロム)からなのか、母材からクロム層が剥離するのか
記載されていませんが、ここではスチール材に直接クロムめっき
をし、剥離は母材との間で発生すると仮定して話を進めさせて
頂きます。

当然ながら剥離は密着の弱さが起因します。
硬質クロムめっき後の研磨加工は密着の具合を試験するのに
とても適しています。
通常、直硬質クロムめっきの密着不良は、2つの要因によるも
のが大多数です。
1) 不適切な脱脂(前処理の問題)
2) 誤った活性化(エッチング)

エッチング方法や脱脂方法、または剥離の程度が明記されて
いないので的確なアドバイスにならないかもしれませんが、
一般的な対策を以下の通り示しておきます。

まず、剥離の原因となる油脂分、汚れ、梱包材に使われる
フィルム等がめっきをする面に存在しているかどうか確認します。

存在する場合、それらの阻害要因物質を徹底的に除去すること
が重要です。
そして確認のため"Water Break Free"のテスト(水膜試験)を
前処理の後に行うことをお勧めします。
もしこのテスト方法をあまりご存知ないようでしたら、
下記を参考にしてください。

*前処理後、めっきする部分に水を噴霧する。水の流れ落ち方を
凝視する。もし「水のり性」が良く、水が拡散しながら流れ落ちる
ようであればクロムめっきの前処理として合格です。
もし水が一部でも水玉になったり、ジグザグの動きをとりながら
流れ落ちるようであれば不合格です。
その様な場合は3Mのスコッチブライトなどを用いて、その部分を
水研ぎして、異物を取り除き、水でよく洗い流してください。

逆電の度合いも密着に対しては非常に重要な要素です。
「逆電の度合い」とは、電流値と時間によって決定されます。
また「正しいエッチング」とは、めっき液、被めっき材の素材、
アノードの種類、前処理の方法によって決定されます。
素材によっては逆電処理をせず、無通電状態で単に浸漬するエッチング方法や、
クロム液以外の酸性浴に通電しながらエッチングする方法などがあります。
その素材にあったエッチングを熟知することが非常に大切な事なのです。

上記を現在のめっき業者様にご相談してみてくださいませ。
それでも理解出来ないようであれば弊社にお問合せくださいませ。

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