めっきQ&A

よくあるご質問を投稿

ニッケルクロムめっき処理(装飾クロム)に関するお問合せ

クロムめっきの剥離とその際のマスキングについて。

クロムめっきの剥離(剥がし)が素地金属に悪い作用を及ぼすのか
という問いに対する素直なお答えをお伺いします。

種類が違う様々な金属製の航空機用部品のクロムめっきを
剥がしたいのですが製造者の資料には

「剥がしてはいけない箇所はマスキングするように」

との指示があるだけで、そのマスキングの必要性、若しくは
理由が詳しく記されていません。

現在は水酸化ナトリウム水溶液中で部品を陽極にして、4~5Vの
電圧で剥がしています。部品の中には形状が複雑なものもあり、
マスキングをしたりそれを剥がしたりで長時間費やします。
マスキングはどうしても必要なのでしょうか?

これに答えると危ない立場に立たされることになるかも知れませんが
常温から110℃F(約43℃)までの水酸化ナトリウム水溶液中で、
普通の鉄、耐食性の高い鋼鉄からチタン合金に至るまで、
これらの材質からクロムめっきを剥がしても全く問題がないです。

但し、以下の様な注意点が挙げられます。
1) ブスバー等の電導部が清浄で良い状態に保たれ、アーク放電による
焦げが起こらないよう全ての直流電流の接点が正常かを確認すること。

2) 整流器のメーターが正確であることを定期的にチェックし、
点検票にある有効期間を確認すること。

3) クロムめっきの剥離用アルカリ溶液は、液が新しい間は安全で
信頼性があるが、不純物が増加し金属の溶解または液の希釈によって
pH 及び化学的性質が変化するにしたがってその働きが劣化する点を
考慮すること。

剥離液は多くの場合、剥離により消耗するのでその液寿命は比較的に
短いものです。
そのため、作業者は剥離液の建浴、薬品の追加、分析を軽視する場合が
しばしばあります。

どんな剥離液でもいつまでも安全ではありえないと考えるのが上策です。
剥離中の部品は頻繁にチェックし、決して数時間以上も液槽内に放置
しないことです。その他の点でも剥がしに関して、決して安易に考えて
はいけません。

「剥がしてはいけない箇所はマスキングするように」という指示は、
遵守しなければならないと思います。
また、マスキング処理は可能でございます。


キーワードを絞り込む
 

一覧に戻る

よくあるご質問を投稿

  • TEL:0776-23-1639 FAX:0776-27-4726
  • お問合せフォーム
  • E-mail : info@sanwa-p.co.jp

三和メッキ工業株式会社
営業時間: 午前8:30~12:00
午後13:00~17:00

Zoomミーティング始めました

あきらめずにご相談ください

  • めっきセカンドオピニオン
  • LINEでお問合せ

PAGETOP

PAGETOP