メッキQ&A
アルマイト加工の種類には以下のようなものがあり対応可能です。
1.白アルマイト加工
白アルマイトとは、無色アルマイト加工のことを言います。
一般的にアルマイト加工と言われる時は、この白アルマイト加工
になります。
生成される酸化皮膜の色は、基本的には無色透明です。
材質によっては自然発色するため、やや黄色を帯びた色やグレー系になる
場合があります。
アルマイト業者や素材、アルマイト処理液によって色味には若干の違いが
出るのが特徴です。
2.硬質アルマイト処理
硬質アルマイト処理とは、アルマイト加工のうち、10℃以下(0〜5℃)の
低温の処理液で厚いアルマイト皮膜を生成し、高硬度かつ耐摩耗性に優れた
皮膜を作る処理のことをいいます。
硬質アルマイト皮膜の多くは25〜30μm程度の厚さが一般的です。
白アルマイト加工の皮膜は5〜25μm程度ですが、硬質アルマイト加工は
50μm程度にすることも可能です。
素材の性質が皮膜性能の差となって現れてきます。
3.着色アルマイト処理(カラーアルマイト)
着色アルマイト処理(カラーアルマイト)とは、アルマイト加工後、表面に
できる孔(ポア)に有機染料、無機化合物などを吸着させて染色する方法です。
この処理により、さまざまなカラーリングが可能となります。
アルマイト加工後、金属塩を溶解した浴中で電解を行って、金属または金属
化合物を皮膜孔中に析出させて着色する方法もあります。
これを電解着色と呼びます。
4.テフロン硬質アルマイト処理
テフロン硬質アルマイト処理とは、三和メッキのオリジナル技術です。
硬質アルマイト処理にて発生する孔(ポア)にテフロン微粒子を含浸させる
ことで、硬度・耐摩耗性に加え、滑り性・撥水性を向上させる処理になります。
5.タフカラー30
着色硬質アルマイト処理のことで、三和メッキのオリジナル技術でになります。
高硬度皮膜なので耐摩耗性に優れ、皮膜が剥離しません。
カラーバリエションも多く黒・青・緑・赤やその他の色も可能です。
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