めっきQ&A

FAQ

アルミ生地とアルマイトの違いは何ですか?

アルミ生地とアルマイトは、アルミニウムの表面処理における異なる
状態を指します。
アルミ生地は、アルミニウム素材そのものを指し、自然に表面に形成
される酸化皮膜で保護されています。
一方、アルマイト(陽極酸化皮膜)は、人工的にアルミニウムの表面を
酸化させて、より厚く、より耐久性のある保護皮膜を形成したものです。

アルミ生地:
・アルミニウム素材そのもの。
・表面に自然に形成される薄い酸化皮膜で保護されている。
・耐食性や耐摩耗性はアルマイトに比べて低い。
・比較的安価で、熱伝導率が高い。
・焦げ付きやすい、傷つきやすいなどのデメリットがある。

アルマイト:
・アルミ生地の表面に人工的に酸化皮膜を形成した状態。
・耐食性、耐摩耗性、硬度などが向上する。
・自然の酸化皮膜よりも厚く、強度が高い。
・着色が可能で、装飾性も高い。
・熱伝導率は低下する。
・曲げ加工など、衝撃に弱い場合がある。

アルマイト加工(処理)のページはこちらから
お問合せのページはこちらから


キーワードで検索
複数キーワードをスペースを入れて検索してください。
(例)「硬質クロム 固い」「テフロン 400℃」 など

一覧に戻る