めっきQ&A

FAQ

ニッケルメッキの耐食性は?

ニッケルメッキは、金属の表面処理として優れた耐食性を持つ
ことで知られています。
しかし、その耐食性は、メッキの種類や厚さ、下地処理の品質、
さらには使用される環境によって大きく左右されます。

ニッケルは、大気中で安定した薄い酸化皮膜を形成し、それが
下地金属を覆うことで腐食から保護します。
これを遮蔽防食といいます。
そのため、このめっき皮膜にピンホールや傷があると、そこから
水分や酸素が侵入し、下地金属が腐食する原因となります。
特に、鉄のようにニッケルよりもイオン化傾向が大きい(サビや
すい)金属が下地の場合、その腐食が進行しやすくなります。

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