めっきQ&A

FAQ

硬質アルマイト皮膜の耐熱性は?

硬質アルマイト皮膜の耐熱性は、100℃〜130℃を超えると、
熱膨張率の違いから微細なクラック(ひび割れ)が発生し
始めます。

これは、アルミニウム素地とアルマイト皮膜の熱膨張率に
大きな差があるためです。

・アルミニウム素地: 熱膨張率が高い

・硬質アルマイト皮膜: 熱膨張率が低い(アルミニウムの約1/5)

加熱と冷却のヒートサイクルが繰り返されると、柔らかいアルミ
ニウム素地が膨張・収縮するのに対し、硬く脆いアルマイト皮膜が
その動きに追従できず、内部に応力が生じます。
この応力によって、皮膜にひび割れが入ります。

硬質アルマイト処理のページはこちらから
お問合せのページはこちらから

キーワードで検索
複数キーワードをスペースを入れて検索してください。
(例)「硬質クロム 固い」「テフロン 400℃」 など

一覧に戻る