FAQ
アルマイト処理における「酸化」とは、アルミニウムの表面を
電気化学的に強制的に酸化させ、人工的に厚く強固な酸化皮膜
(酸化アルミニウム:)を生成させるプロセスです。
これは、自然に空気中でアルミニウムの表面にできる薄い酸化膜
とは異なり、目的を持ってコントロールされた陽極酸化という
処理です。
●酸化の仕組み
1.電解槽への浸漬
アルミニウム製品を、硫酸などの電解液に浸します。
2.通電
製品を陽極(プラス極)に接続し、電解液中に電流を流します。
3.皮膜の生成
陽極で発生した酸素がアルミニウム表面と結合することで、
酸化アルミニウムの皮膜が成長します。