めっきQ&A
硬質クロムめっき処理に関するお問合せ
硬質クロムめっき処理は、どの程度のめっき厚が
妥当でしょうか?
いろんな製品がございまして、耐摩耗性が必要だったり
精度が必要だったりと多種ございます。
そこで、どの場合には、どの程度の膜厚が妥当なのか
知りたくお問合せをさせて頂きました。
以上、ご検討の程、宜しくお願い申し上げます。
素材や形状、そしてご使用の環境によって硬質クロムめっき処理
の膜厚を決定します。
一般的に多いめっき膜厚指示は以下の順位になります。
1.10〜15μm厚
2.20〜30μm厚
3.3〜5μm厚
4.50μm厚
5.100μm厚以上
20〜30μm厚が硬質クロムめっき処理皮膜特性が一番
整う条件となります。
50〜100μm以上の膜厚は、「肉盛りメッキ」になり
まして、硬質クロムめっき処理後に機械加工の研磨にて
精度を仕上げたり、再めっきにて利用される膜厚に
なります。