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硬質クロムめっき処理に関するお問合せ

硬質クロムめっき処理は、水素除去しなければならないのか?

硬質クロムめっき処理は、水素除去をしなければならないとありますが、
常に水素除去をしなければいけないのですか?

現在、ホーニングパイプ(内側に硬質クロムめっき処理を10μm厚)を
使用しそのパイプに液状樹脂を注型し120℃で2時間程度
熱硬化させています。

しかし、新しく硬質クロムめっき処理したものは初めの1回目だけ
硬化樹脂表面に気泡のようなものが残ってしまいます。

それも、全体的ではなく部分的に起きてしまいます。
2回目からは、そのようなことはおこらないのですが・・・。
原因は、水素除去にあるのですか?

まず、原則として

 すべての「めっき処理(電解、無電解)」は
 「水素を吸蔵する」

ということです。

よって、本来であれば、すべての「めっき処理」に
おいて、めっき後のベーキング処理(水素除去)は
された方が無難ではあります。

ただし、コスト面や大きさで難しいところがございます。

硬質クロムめっきにて「水素除去」を求められる場合は
以下のとおりです。

 1.お客様からご指示があった場合。
 2.めっき製品の脆さを無くす場合。
 3.密着強度を上げる場合。

気泡のようなものが残る・・・これは「水素除去」とは
関連性はないように思えます。

2回目から、問題ないということは、

 
 1回目のときに、硬質クロムめっき表面の某か
 (異物や皮膜のクラック等)が影響している。


と考えられます。

よって、硬質クロムめっき後に「ホーニング加工(内径)」
をされては如何でしょうか?

改善傾向にあると思います。

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