めっきQ&A
硬質クロムめっき処理に関するお問合せ
御社HPにおきまして、硬質クロムめっき処理と
「かじり現象」を起しやすい物として砲金・黄銅が記載
されております。
一方、無給油式の黄銅軸受を製作しているメーカーでは、
軸受の相手材に耐食性の向上対策として硬質クロムめっき処理
を推薦しております。
そこでご質問ですが、硬質クロムめっき処理を施した丸鋼と、
この丸鋼をスライドする黄銅製ベアリングの組合せの場合、
「かじり現象」が起りやすい条件などありましょうか。
素材の比重が関係してくる可能性がございます。
軽いものであれば、硬度が高い方が有利ですし、
重い物であれば硬い=もろいので
その影響が出てくる恐れがございます。
また、湿潤な条件も絡んできます。
以上、宜しくお願い申し上げます。