めっきQ&A
硬質クロムめっき処理に関するお問合せ
空油圧シリンダーの内面にホーニング加工の後に
硬質クロムめっき処理を施していますが、ピンホールが
発生しております。
発生要因についてご教示ください。
尚、素地のピンホールが一つの要因であることは知って
いるのですが、他の要因についてお教えくださいませ。
以上、ご検討の程、宜しくお願い申し上げます。
素材以外の要因ですと、めっき浴に関連があると思われます。
調べましたところ
・浴中の硫酸の濃度が高い
均一電着性が悪くなりピンホールが大きくなると
いわれます。
・浴中の不純物の製品表面への付着
ろ過等にて対処致します。
めっき浴自体は、処理する業者様によって異なります
ので、濃度やめっき浴の種類、めっき処理方法が関連
してきます。
実際に処理されている企業様の見解が最も信憑性がある
と思われます。
上記でも何も解決されないのであれば、弊社へ図面をお送り
くださいませ。
また、ピンホールの画像があればこちらもお送り
くださいませ。