めっきQ&A
めっき処理のご相談に関するお問合せ
御社のメッキ技術の中で、テフロン無電解ニッケルめっき処理、
P-in処理、B-in処理について教えてください。
①防錆度合いについて
上記メッキ3種類に、硬質クロムめっき処理、無電解ニッケル
めっき処理を含めた、計5種類のめっきの防錆の優位順を教え
てください。
(めっき厚は御社で行われる通常の厚みでかまいませんので、
めっき厚を含めて教えてください)
②コスト
どのような環境の元でご使用になられるか?
によって異なります。
1.耐食性について【防錆】
5種類のめっきは、ご使用になられます環境によって
耐食性が変化してまいります。
例えば、水分があるような環境下ですと「テフロン系
のめっき」が優位です。
あくまでも皮膜特性で順番をつけるとすれば
① P-in処理
② 硬質クロムめっき処理
③ B-in処理
④ テフロン無電解めっき処理
⑤ 無電解ニッケルめっき処理
になります。膜厚は、10μmの場合です。
しかし、上記の順番でもそれほど耐食性の違いはござ
いません。
重要なのはご使用の環境下では何が優位になるかと
いうことになります。
2.コスト
① B-in処理
② P-in処理
③ テフロン無電解めっき加工処理
④ 硬質クロム、無電解ニッケルめっき加工処理
単体の皮膜処理ではなく、いろんなパターンのめっきを
組み合わせることにより耐食性を向上させることも
出来ます。
例えば、
1.無電解ニッケル(5μm)→P-in処理(5μm)
2.無電解ニッケル(5μm)→硬質クロムめっき
上記のような感じです。
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