めっきQ&A


▼光沢ニッケルめっき処理のpH調整不足について。

光沢ニッケルめっき処理を行ってますが、朝pHを4.0に
合わせて作業しているが、夕方になりとザラが生じ
やすくなります。

pHを測定すると、4.5〜4.8くらいなってます。

何が原因でしょうか?

以上、宜しくお願い申し上げます。

下記にて文献からの抜粋を記載いたします。


ニッケルめっきは、通常陽極面積を大きくして、pHが
徐々に上昇するように設定されている。
pHが上昇し、4.2以上になると浴中のFe³+イオンが沈殿
しやすくなり、皮膜中にザラが生じる。

こまめにpH測定を行い、ニッケルめっき浴のpHを
3.8〜4.2の間に調整する。

したがって、pH調整の不足が考えられる。ニッケル
めっきにザラが発生することにより、外観が悪くなり、
また、耐食性が低下する。

ザラの発生原因は、不溶性粒子がめっき面に取り込ま
れることによって生じる。不溶性粒子は、次のような
ものから持ち込まれる。

①陽極からの金属スライムの混入。
②pHの上昇による水酸化物の共析。
③素地の不完全な洗浄いよるめっき浴への持ち込み。
④治具の金属フレークのめっき浴への脱落。
⑤撹拌用の空気の汚れによるめっき浴の汚染。
⑥めっき浴中での不溶性塩の生成などである。

ザラを防止するためには、必ず連続濾過を行い、少なく
とも1時間に1回循環する濾過量でなくてはならない。

また、水洗水は鉄やカルシウムイオンの含まれていない
清浄な水を用い、さらに、作業環境を整備し、埃など
がめっき浴に入らないようにしなければならない。


参考文献 めっきのトラブルシューティング 
     日刊工業新聞社

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