メッキQ&A


クロムメッキが無光沢、乳白色のメッキになる原因は?

クロムメッキの外観が乳白色、無光沢の原因として
雷などの影響による電流の中断が考えられます。

そのほか、外観が乳白色無光沢になる原因としては、

①メッキ温度が低く、電流密度が高い場合
②触媒根の硫酸根が過剰
③塩化物イオンが多い

が考えられます。

クロムメッキの外観は浴温度と電流密度に左右され
やすいので、適正な電流密度と浴温度により改善されます。

また、ニッケルメッキ後にクロムメッキをするため、
塩化物イオンを持ち込みやすいです。
水洗を十分に行い、塩化物イオンが100ppm以上になることを
防止するために酸化銀を添加して、塩化銀として沈殿除去する
のが最適です。

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