めっきQ&A

FAQ

金色のアルマイト加工処理は可能か?

金色のアルマイト加工処理は可能です。
アルマイト処理後に、金色の染料を使って着色することで、
美しい金色の外観を得ることができます。
この処理は「カラーアルマイト」の一種として広く行われて
います。

●金色のアルマイト処理の流れ
1.前処理:
アルミニウム製品の表面をきれいにします。脱脂、エッチング、
水洗などを行い、均一なアルマイト皮膜を形成するための準備
をします。

2.アルマイト処理:
電解液に浸したアルミニウム製品に電気を流し、表面に多孔質
な酸化アルミニウムの皮膜を生成させます。

3.染色:
アルマイト皮膜にできた微細な孔に、金色の染料を吸着させます。
染料の種類や濃度、染色時間を調整することで、淡い金色から濃い
金色まで、様々な色合いを出すことができます。

4.封孔処理:
染料を吸着させた後、高温の純粋な水蒸気やニッケル塩溶液などで
皮膜の孔を塞ぎます。
これにより、染料が定着し、耐食性や耐候性が向上します。

着色アルマイト処理(カラーアルマイト)のページはこちらから
お問合せのページはこちらから

キーワードで検索
複数キーワードをスペースを入れて検索してください。
(例)「硬質クロム 固い」「テフロン 400℃」 など

一覧に戻る