FAQ
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溶接構造への黒染め処理は、強度への影響は少ないと
考えられます。
黒染め処理は、140℃前後の比較的低温なアルカリ浴で
行う化成処理であり、金属の組織や強度を変化させる
ほどの熱影響はほとんどありません。
また、電気めっきとは異なり、水素の吸蔵による「水素
脆化」のリスクも極めて低いため、高強度鋼材を含む溶接
構造に使用しても、強度的な問題は発生しにくいとされて
います。
ただし、前処理で強酸洗を行う場合は注意が必要です。