めっきQ&A
亜鉛メッキ加工に関するお問合せ
亜鉛メッキ加工処理の黒色クロメートとリューブライト加工と
と分けて、メッキ加工をしてもらっているのですが、それぞれ
の比較しての違いを教えていただきたいのですが。
黒色の光沢の違いなどは、目視で解るのですが、それ以外
についてお教えくださいませ。
以上、宜しくお願い申し上げます。
リューブライト加工は化成処理です。
リン酸マンガンの結晶体を析出させます。
皮膜表面のざらつきが若干ございます。
対して亜鉛メッキ加工の黒色クロメートは
電気めっきにより金属亜鉛皮膜を析出させた後に
黒色クロメート(これは化成処理です)を施したもの
を言います。
クロメートの主成分は「6価クロム」になります。
(これは一般的に)
耐食性は両者同等です。
リューブライト皮膜、黒クロメート皮膜は絶縁体になります。