メッキ専門用語
ウィスカは、結晶表面からその外側に向けて髭状に成長した
結晶です。
ウイスカー、mホイスカー、猫のヒゲ、ヒゲ結晶ともいいます。
特に錫(Sn)メッキや亜鉛(Zn)メッキなどから発生します。
結晶の表面付近に圧縮応力が発生すると、その応力を緩和しよう
として新たな結晶がもとの結晶の外側に向けて成長します。
結晶成長の起点が小さく、連続的に成長し続ける傾向を持つことから
非常に細長い髭状の単結晶が形成されます。
1μm 程度の直径に対して1mm以上の長さに達したものは
ウィスカー繊維と呼ばれ、アスベスト代替繊稚として断熱材
などに用いられる人造結晶質繊維となります。
引用元:Wikipedia