メッキ専門用語

7017 沈降分離装置

沈殿分離装置とは、希薄なスラリを水平に流し、固形分を重力に
よって沈降させ、分離させる装置のことです。

液中の懸濁物質を重力下で沈降させ分離する装置のことで懸濁物質の
濃縮分離,あるいは液の清澄を目的に行われます。デカンテーションとも
称される回分式沈降分離装置および連続式沈殿濃縮装置(シックナー)の
総称ですが、普通シックナーにみられる集泥用レーキなどの駆動部分を
もたない簡単な回分式沈降装置をいい、長方形あるいは円形槽を用いて行わています。
すなわち、スラリーは沈降が終了するまで一定時間静置されたあと、上部の清澄液は
頭部が上下できるスイングサイホンにより排出し、沈殿スラッジは底部のバルブを通して
あるいはスラリーポンプで抜き出します。
槽内を洗浄後、同様な操作を繰り返す。処理量が少ない場合に適しています。

precipitater

引用元:JIS 金属表面処理 2023
    粉体工学用語辞典

お問合せのページはこちらから

キーワードを絞り込む
 

一覧に戻る

メッキのことならどんなことでもご相談ください

最短で24時間以内にお見積りいたします

PAGETOP

PAGETOP