メッキ専門用語

7010 浮遊剤

浮遊剤とは、排水処理の際、水中の各種固体粒子を泡を付けて
水面に浮かせるために用いられる物質です。

参考:起泡剤、捕集剤、条件剤(凝集剤、pH調整剤)などがあります。

1.浮遊剤の目的:
懸濁粒子を浮かせて分離することで、排水中の固体を除去します。
浮遊剤は、凝集沈殿法や浮上分離法などの処理プロセスで使用されます。

2.浮遊剤の種類:
起泡剤: 水中に気泡を発生させ、粒子を浮かせるために使用されます。
捕集剤: 懸濁粒子に付着して浮かせる効果を持つ物質です。
条件剤 (凝集剤、pH 調節剤): 凝集沈殿法や浮上分離法において、
凝集反応を促進するために使用されます。

浮上分離法:
浮上分離法は、排水中の固体や液体の粒子を浮かせて分離する技術です。
懸濁粒子の密度が水の密度より小さい場合、粒子は浮力によって上昇
して水面に集まります。
水との密度差が小さい場合は、微細な気泡を付着させて粒子の見かけの
密度を小さくし、急速に浮かせて分離します。

flotation agent

引用元:JIS 金属表面処理 2023

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