メッキ専門用語
アルマイト加工(処理)によって形成される微細な孔(穴)の
ことをいいます。
アルマイト加工(処理)は、アルミニウム表面に酸化皮膜を
形成する表面処理のことです。
酸化被膜は、アルミニウムの耐食性、耐摩耗性、耐熱性を向上
させる効果があります。
アルマイト加工(処理)では、アルミニウム製品を電解液中で
電気を流すことで、酸化被膜を形成します。
このとき、酸化被膜の内部には、数十ナノメートル程度の微細な
孔(ポア)が形成されます。
アルマイト加工(処理)のポアには、以下の2つの役割があります。
染色:アルマイト加工(処理)後にポアの中に染料を浸透させる
ことで、着色アルマイトと呼ばれる、さまざまな色調の
アルミニウム製品を製造することができます。
薬液の含浸:ポアの中に薬液を浸透させることで、アルミニウム製品の
防錆や防汚などの機能を向上させることができます。
アルマイトのポアは、アルマイト加工(処理)によって得られる重要な特徴の1つです。
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