メッキ専門用語

展延性

展延性(てんえんせい)とは、固体の物質の力学的特性の一種で、
素材が破断せずに柔軟に変形する限界を示します。
展延性は延性(ductility)と展性(malleability)に分けられます。
英語の "ductility" は展延性と延性の両方の意味で使われます。

物質科学において、延性は特に物質に引っ張る力を加えた際の変形
する能力を指し、針金状に延ばせる能力で表されることが多いです。
一方展性は圧縮する力を加えた際の変形する能力を指し、鍛造や圧延で
薄いシート状に成形できる能力で表されることが多です。
そのため展性を可鍛性(かたんせい)とも呼びます。

展延性の大きい物質は、針金やケーブル、パイプ、缶詰などの製造に
用いられます。
また、展延性が高い金属は、金属加工や塑性成形に適しています。

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