メッキ専門用語

ピロリン酸

ピロリン酸とは、化学式 H₄P₂O₇ で表される無機化合物です。

リン酸を高温で脱水縮合することで生成します。
また、日本語において名称の類似するピロリンはアミンおよび
イミンの一種であり、直接の関係はありません。

ピロリン酸は、以下の性質を持っています。

白色の粉末で、無臭です。
水に極めてよく溶けます。
酸性です。
加熱すると分解します。

ピロリン酸は、以下の用途で用いられています。

食品添加物:硬水軟化剤、清缶剤、染料分散剤、
        食肉結着剤などに用いられます。
肥料:リン酸肥料の原料として用いられます。
工業:化粧品、洗剤、医薬品、塗料、接着剤などに
     用いられます。

食品添加物としてのピロリン酸は、硬水軟化剤として用いられて
います。
硬水は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分を多く
含む水です。
ピロリン酸は、これらのミネラル成分と結合して沈殿させ、水を
軟化させます。

お問合せのページはこちらから

キーワードを絞り込む
 

一覧に戻る

メッキのことならどんなことでもご相談ください

最短で24時間以内にお見積りいたします

PAGETOP

PAGETOP