めっきQ&A

FAQ

硬質アルマイト後に塗装は可能か?

可能です。

硬質アルマイト処理後に塗装を行う際は、以下の点に注意
が必要です。

1.封孔処理の有無
硬質アルマイト皮膜は多孔質なため、通常は封孔処理を
行います。
しかし、塗装の下地として使用する場合は、あえて封孔処理を
行わない、または不完全な封孔に留めることがあります。
これは、封孔処理によって孔が塞がれると、塗料の染み込みが
妨げられ、アンカー効果が弱まるためです。
塗装の前に、アルマイト処理業者と、封孔処理の有無について
綿密に打ち合わせを行う必要があります。

2.脱脂・清浄化
硬質アルマイト処理後、塗装の前には、表面に付着した汚れや
油分を完全に除去する脱脂・洗浄作業が不可欠です。
これが不十分だと、塗装の密着不良や、仕上がりのムラの原因
となります。

硬質アルマイト処理のページはこちらから
お問合せのページはこちらから

キーワードで検索
複数キーワードをスペースを入れて検索してください。
(例)「硬質クロム 固い」「テフロン 400℃」 など

一覧に戻る