めっきQ&A
硬質クロムめっき処理に関するお問合せ
製薬機器に使用しますヒンジボルトを「焼付き防止」
に硬質クロムめっき処理かテフロン無電解ニッケルめっき処理か
迷っております。
各処理のメリット、デメリットを教えてください。
お教え頂いた内容でめっき処理を決定したいと
思います。
以上、ご検討の程、宜しくお願い申し上げます。
硬質クロムめっき処理
メリット:硬度が高い(Hv1000程度)。
バフ研磨をすることにより鏡面にすることが
可能。
耐磨耗性が高い。
デメリット:電気メッキのために、皮膜が均一に処理
をしにくい。
テフロン無電解ニッケル処理
メリット:電気を使用しないメッキのために、均一な
皮膜を生成することが出来る。
テフロンを含有しているので、滑り性が向上
する。
デメリット:硬質クロムめっき処理と比較すると
硬度がHv300程度と低い。