めっきQ&A

FAQ

200℃以上の環境で亜鉛メッキ皮膜はどうなるのか?

200℃以上の環境では、亜鉛メッキ皮膜は急激に劣化します。
特に電気亜鉛メッキ後のクロメート皮膜は、60~120℃程度で
急激に脱水・劣化し、保護性能を失います。
また、亜鉛メッキ鋼板全体では、200℃を超えると亜鉛と素地
の鉄の間で合金層の成長が加速します。
この合金層は非常に硬く脆いため、皮膜の密着性が低下したり、
熱応力でひび割れが生じたりし、耐食性が大幅に低下します。
そのため、高温環境には亜鉛メッキは不向きです。

亜鉛メッキのページはこちらから
お問合せのページはこちらから

キーワードで検索
複数キーワードをスペースを入れて検索してください。
(例)「硬質クロム 固い」「テフロン 400℃」 など

一覧に戻る