めっきQ&A

FAQ

硬質アルマイト皮膜は異金属接触にて電解腐食は発生するのか?

硬質アルマイト皮膜が異金属と接触した場合、電解
腐食(電食)は発生します。

これは、硬質アルマイト皮膜が施されていても、その
下のアルミニウム素地が電位的に卑な金属であることに
変わりがないためです。

●電食を防ぐための対策
異金属との接触による電解腐食を防ぐためには、以下の
ような対策が有効です。

・絶縁処理:
異金属との間にゴムやプラスチックなどの絶縁性のある
スペーサーやワッシャーを挟み、電気的な接触を断ちます。

・塗装やコーティング:
異金属の表面を塗装やコーティングで覆い、電解液の浸入
を防ぎます。

・電位差が小さい金属の組み合わせ:
可能な限り、アルミニウムとの電位差が小さい金属(例:
亜鉛めっきを施した鋼材)を組み合わせることで、電食の
リスクを低減できます。

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