メッキ専門用語

塩化亜鉛めっき浴

電導性の良さから、帯鋼などの連続高速めっきに適していたが、
設備に対する腐食性の高いこと、陽極の溶解が早すぎるため
発展しなかった。
しかし、1960年代になって西ドイツで優れた添加剤が開発され、
光沢酸性塩化浴として再評価され、特に公害対策として
光沢シアン化浴に置き換るものとして多く用いられるように
なった。

特徴は、
① 電流効率が極めて高く、93〜97%に達する
② 他の浴にない光沢の優れためっきが得られる
③ 他の非シアン浴のめっきよりクロメート処理が容易で、
  シアン浴のめっき同様のクロメート皮膜が得られる
④ 他のよくに無いレベリングの効果を有する
⑤ 鋳鉄や窒化鋼の表面のも直接めっきが出来る
⑥ アルカリ浴よりも光沢剤の安定性が良く長持ちする
⑦ 排水処理が簡単で、中和のみで処理出来る

欠点は、
① 均一電着性が悪く、低電流密度部分にめっきがつきにくい
② めっきの延展性がやや劣り、特に浴中に鉄分が増えると脆くなる
③ 作業温度の適正な範囲は狭く、温度管理を厳しくする必要がある
④ めっき液による腐食性が強く、設備管理を十分に行う必要がある
⑤ クロメート処理の前に、めっき表面に吸着された界面活性剤の 
  層を除く必要がある
⑥ めっき品にスポット溶接などがある場合は、浴中の協力な界面活性剤
  の影響で浸み込んだ電解質が、めっき後製品を腐食することがある
⑦ 塩化亜鉛浴の多くは、多量のアンモニウム塩類が含まれているので、 
  その排水が、他の系の排水と合流した場合に、その中の銅などの 
  金属塩と沈殿しにくい錯塩や複塩を形成する恐れがある
⑧ 高純度んの塩化亜鉛、添加剤によって建浴費が高価となる

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