メッキ専門用語

337 スマット除去

スマット除去とは、酸洗い又はアルカリ浸せきの際に、表面に生成する
残さの除去のことを指します。

めっきの前工程で実施されますが、鉄、銅、アルミ、ステンレスなど、
さまざまな金属によって異なる方法をとります。

基本的な流れは、共通です。

・脱脂:
表面から油脂を取り除く工程です。浸漬脱脂法や電解脱脂法などがあります。

・活性化:
金属の表面を酸化皮膜や異物から清浄にするための工程です。一般的には
薄い酸を使用します。

・デスマット(スマット除去):
酸処理の後に設けられる工程で、スマットと呼ばれる微粒子を除去します。
スマットは酸洗浄やアルカリエッチングの際に表面に残るもので、めっきの
品質を低下させる原因となります。
特にアルミニウムの場合、銅やケイ素のスマットが問題となります。

desmutting

引用元:JIS 金属表面処理 2023

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