メッキ専門用語

705 バリヤー層

バリヤー層とは、陽極酸化皮膜の溶解能力のない電解質によるか、
又は溶解能力のある電解質でも多孔質層の底にできる無孔性の
絶縁薄層のことです。

1.形成メカニズム
アルマイト処理中に電流が流れることで、金属表面が酸化し、酸素と
結合してアルマイト皮膜を形成します。
この皮膜形成過程の初期段階で、バリアー層が形成されます。

2.構造
バリヤー層は、以下の層で構成されています。

外側: 酸化アルミニウム (Al2O3)
内側: 酸化クロム (Cr2O3) など、添加剤によって異なる

barrier layer

引用元:JIS 金属表面処理 2023

アルマイト加工(処理)のページはこちらから
硬質アルマイト処理のページはこちらから
お問合せのページはこちらから

キーワードを絞り込む
 

一覧に戻る

メッキのことならどんなことでもご相談ください

最短で24時間以内にお見積りいたします

PAGETOP

PAGETOP